オペラ座の外人
某国 某都市 オペラハウスの設計をやっています。

オペラハウスというのを始めてやるけどこんな難しい条件があり得るか!という悪条件と戦っている毎日です。地下を掘れば水が出てきて、横に広がれば建蔽率に引っかかり、上にいけば「何だよこれ...」というような感じです。にしてもオペラハウスの裏舞台というのはとにかくドタバタしたところですね。如何に観客は表面しか見ていないのがよくわかりました。その裏側のステージは真ん中にあり、サイド、バック、リハ室、着替え、控室、VIP室、搬入、倉庫、倉庫、倉庫、倉庫、倉庫、倉庫、ドンだけ倉庫いるんだよ!という量の倉庫、メイク、機械室、照明室、音響室、録音室、アナウンス室、天井室、プロジェクター室、講堂、ギャラリー、会議室。あとトイレがやたら多い。30分の休憩で全員トイレに行かないでくれ。よい子は家で済ませてから来てください(笑)。とにかくこれら全てが互いに隣接してたり、重なってたり、光が必要だったり、暗かったり、1階にないといけなかったり、
エレベーターを上がったらパブリックじゃないとダメだったり...頭の中はルービックキューブですよ(笑)。

参考にしているのがロンドンのコベントガーデンにあるロイアルオペラハウスってとこなんだが、これがまた都市のど真ん中でリノベーションってことで中は、というか裏側がすごい。外観からも「え?ここにオペラハウス?」というようなところにある。「本当に収まってるの?」という気になる。図面をみると、うわー。よくいれたなー...と感心します。トラックの搬入ーステージー客席ーロビー敷地...と逆から解くのだが、ここはなんとトラックがそのままデカイエレベーターの乗る仕掛けになっている。何度も何度もスタディーして誰かがブチ切れて決まったんだろうなー...じゃなきゃ収まらないよ...

あとはオスロ
ここは贅沢にでかい敷地にだだっ広く配置されている。迷子の心配もマズない。こんだけ敷地があればなー。と目の保養にしながら眺めています。

そういえば
ロンドンオリンピックとパラリンピックは無事に終わり元のロンドンに戻りつつある毎日です。
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