デザインのドライバー
アメリカでの会話

数年前、ある教授とのセメスターが中盤を超える頃、エスキスの前にとあるダイアグラムを差し渡した。
「僕らが今あなたに学んでいることはデザインが構造からくるものですね。でも実際にはこれが構造だけではなく、設備や敷地、歴史やプログラム、音や触れる感覚...とデザインを決定するディメンションはキリがないですね。建築ってのは何年あっても勉強しけれないですね。」と何気なく言った。

「だからコンサルタントがいるんだよ。」と普通の返事が返ってきた
「いや、そうじゃない。コンサルタントの仕事は表面に出ない。彼らだけでは理にかなったデザインを導き出せない。後付けされたものに対して間違っている箇所を正すだけなんじゃないですか?風の流体力学がデザインドライバーになったフェラーリとか...」
彼はしばらくそのダイアグラムを見ながら一言つぶやいた。
「設備はあり得るなー。」
と。

僕が卒業したあと照明や機械設備を表面に出すデザインを幾つか発表している。

先日事務所のレクチャーでパトリックが
「ポンピドゥーやロイズビルのような設備を表面に出すもの。そしてそれをパラメトリックで解くデザインをみたい。これを既にやっている建築家がロサンゼルスにいる。」
と、ハニカム王子の名を出した。
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