日本大使館
パスポート更新のため英国の日本大使館に行ってきた。どうやら平日のみのため、上司と相談し、1日早くプレゼン資料を仕上げることにし、極力業務への影響を軽減させるココだ!というタイミングの予定を組んだ。
サッチャーの葬式がセイントポールで本日あり、朝方ラジオを聞きながら支度をしていた。大使館というのはなぜか緊張するものがありシャワーも浴び、仕立てたスーツを着た。考えてみれば大使館内は英国法律ではなく、日本法律であり、ちょっとした帰国のようなものである。そう考えると何だか緊張したのか、ビビったのか靴を磨きGreenPark駅に向かった。「もう10年も経つのかー。」と前回新宿でパスポートを更新していた頃のことを思い出す。NY、LA、LVでのことを色々と思い出す。確か10年前に更新する頃には「日本じゃない何処かで大きな仕事をしながらその国で更新をしたいなー。」と自分に言い聞かせていたことを思い出す。「10年後かー。どこで何をしているだろうか...2023年4月」駅につき、エスカレーターの端にあるブラシで再度入念に靴を磨いた。
証明写真を近くの撮影店で撮り、パスポートを持って大使館に向かった。戸籍謄本は必要ないのだろうか...と疑いながらも手ぶらで乗り込んだ。
番号札をもらい、受付に相談すると「更新用紙の記入を」と言われる。書いていると裏面に

「渡航先記入欄」
とある。
「3ヶ月以上」「3ヶ月未満」
とある。
「現住所はさっき書いたからなー...3ってことはパスポートを渡している間の旅行の話か?ただ一週間内の話でなぜここまで聞くんだ?」
面倒になったので受付のおばちゃんに聞いた。

べ:「すみません。この裏面の渡航先の欄についてお尋ねしたいのですが。」
お:「はいはい。えー。」
と目で俺のスキャンにはいる。
お:「まず、日本語の方は大丈夫ですか?」
べ:「え...(wtf?)」
お:「あのー、漢字が読めないとか...日本語が難しいとか...(ニコニコ)」
べ:「いや、この住所はどこの住所のことでしょうか?(半分笑いながら)」
以下省略

とまー結果的にはロンドンの住所を聞かれていたらしく、用紙を届けて大使館をあとにした。


にしても
日本を離れている年数は確かに長いかもしれないが
『日本語大丈夫ですか?』
靴まで磨いたのに。
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